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微生物の生育条件による分類と同定

微生物の生育条件による分類と同定について
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微生物の生育条件による分類

微生物の生育条件による分類

微生物を同定するにあたり本当に様々な分類に分かれます。

もとをたどれば始まりは一つだったのですから宇宙の単位ほどもある数え切れない微生物の種類を調べて行くと面白くなりますが、そもそも微生物は生育温度域の違いによって大きく分けて4種類になるそうです。

先ず1つ目は高温性菌といって好熱性菌とも言われ、読んで字の如く高温環境を好む菌でその温度は50度を上回り日本でしか住んだことがない私にとってはとても耐えられない環境を好んで生きてるんです!また中には80度を超える温度でも生きていける菌もいたりするそうでびっくりですね。

2つ目は中温性菌という種類で0~45度くらい、3つ目は低温性菌、4つ目は好冷性菌という種類で20度くらいまでの温度で生息しているそうです。

また生育のpHの違いによって中性付近で良く生育する菌と酸性、若しくはアルカリ性において良く生育する菌に分類されるそうで、好酸性菌の最適生育pHは6以下、好アルカリ性菌の最適生育pHは9以上となるようですが、そもそもpHという言葉はよく耳にするものの具体的な意味って分かりますか?pHとは水溶液の性質を知るための単位となるようで例えばレモンは酸っぱいですよね?レモンのpHは2.5くらいだそうでpH7を中性としてそれよりも低い数値が酸性なのでレモンは酸性に分類されます。

また中性値を基準に高い数値がアルカリ性になるわけで好酸性菌と好アルカリ性菌における生育pHの値を見るとなるほど納得ですよね。

このように微生物分類の同定を調べて行くと奥深いことがよく分かります。

微生物の分類について

微生物の分類においてグラム染色、構造的もしくは解剖学的性質、生化学的性質、生理学的性質、生態学的性質などの違い基づいて行われてきたものの化石が残る動植物においては、

その化石の様子を調べて行くことによって進化や分類が定められるようになりますが、化石がほぼ存在しない微生物では現存する個体でその性状を調べて進化や分類を推察の上、

同定していくといった非常にわかりづらいものですが遺伝学的分析手法の進展や分子生物学によってDNAタンパク質をコードする遺伝子の塩基配列に似たデータが沢山ある指標に基づく系統解析の手法が使われるようになったことによって進化、或いは系統を時間的なパラメータを使用した系統樹で記し、

微生物の同定の詳細

これに基づいて分類されるようになってきたという画期的な進化を遂げたのですがこの系統解析の一般的に用いられている遺伝子として、

細菌では16SrRNA遺伝子、真菌では18SrRNA遺伝子、28SrRNA遺伝子のD1/D2領域および両遺伝子の間に存在するITS領域などが挙げられます。

微生物を同定、分類するということはそのものの生物学上の位置づけを行うのと同時に微生物の発見に繋がるのです。

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